FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロシア再訪


申し訳なし m(__)m
{言い訳} 現在次のイベントの国内の旅準備が進まず、そちらの方を優先していたんですごく遅くなりました。
各方面より、さっさと書けと怒られまして、正月を利用して焦って書いています。

当初、次回は一気に掲載するつもしでしたが、取り合えずロシア後編を載せます。
最終編はもうすぐ出来ますんで、ご容赦の程よろしく御願いします。m(__)m m(__)m



8月15日
昨日無事国境を越え再びロシアへ入国成功。

国境の町タシャンタにはワニノで紹介されたナディア嬢がいるので、携帯で電話を試みる。
ナディアさんは日本語が少し話せるのでなんとかなるはず。

しかし、国内電話は初めて、電話の仕方が分らず、なかなか通じない。

失敗を繰り返し、なんとか通じたが出た相手はおばさんの声で、ナディアさんではない。
このおばさんはロシア語しか話せないようで、全く話が通じない。
ナディアさんは外出していていないのか、間違い電話なのかも判らない。
どうする事も出来ず、スパシーバと言って電話を切る。

これからのロシアルートが分らないので、マップやナビソフトの売っている場所とか知りたかったが残念。
だがこの先500kmぐらい行った所にある町、ビースクにもスラワーさんと言ふフレンドを紹介してもらっていたんで、今度はそちらの方に電話してみる。

ラッキーにも本人に通じた。

‥ラッキーと思ったのもつかの間、会話が全然通じない。
スラワーさんも前回同様ロシア語しか分らないようだ。

会話が全く通じない者同士が電話で話すとやはり全く分らない、諦め適当にお礼を言って電話を切る。

これで両方全滅、なまじ期待した分落ち込みが大きい。
これ以後、このての期待は一切しないようにしている。
万一当たればラッキー程度に考えるのが吉。

‥気持ちを切り替え、ハンドルをノボシビルスクに向ける。

しかし、ロシア本土の上陸から、こんなに走ったのに、最終の地ポルトガルまでの道のりは、1/3過ぎたばかり。

だが、いくら遠くても所詮は舗装道路。

モンゴルを完走したことが、俺にとって絶対的な自信を与えてくれる。

国境近くのロシア村人
IMGP4502.jpg

アルタイ山脈から西サヤン山脈へと移っていく。 拡大可
IMGP4504.jpg
景色のよい渓谷がつづく、リゾート地になっているようだが、時々雨が降るので雨雲を越えた先での野営をめざすが、なかなかキャンプする場所が見つからない。

ようやく川辺に良い所を見つける。

8月16日
キャンプ地を出発 ここにテントを張ったのだ
50IMGP4505.jpg
変化の無い景色をヒタスラ走り、ノボシビルスクの60km手前でキャンプ
51IMGP4506.jpg

8月17日

キャンプを出発し、ノボシビルスクに到着、かなり大きな町だ。

ロシアの大きな町には、決まって大きな川がある。
やはりここでも大きな橋を渡る。

市内は渋滞するほど車が多い、これからの地図を手に入れるため、ここで書店を探す。
書店の位置は、地球の歩き方に乗っている簡易地図だけが頼りだ。
大体ロシアでは書店を聞いても知らないのであてにできない。

市内を半日近く走り回り、ようやく地図を手に入れる。

出来ればナビソフトも欲しかったが、地図でこれだけ苦労したので諦める。

ま、今まで無くてもなんとかやってきたんで、これからもなんとかなるだろう。

早速地図を頼りに、町からの出口を探す。
毎度の事ながら、これが一番大変なのだ。
今回も幾度も迷いながら、なんとか出口にたどり着く。

ノボシビルスク市外で道を教えてくれたカップル
52IMGP4507.jpg

オムスクまであと400km地点で、国道沿いの防風林裏でキャンプ
53IMGP4509.jpg
8月18日
オムスクから国道M51をはなれ、チュメニ方向へハンドルを向ける。

何故かと言ふと、この先M51は一時的にカザフスタンを通過するんだが、俺のロシアビザでは一旦ロシアを出ると再入国出来ないからだ。
だもんで迂回ルートを通り、カザフスタンを出たM51に再度合流する予定だ。

???順調に走っていたジェベルだが、左エンジン側からわずかに異音がする。
ロシアに入ってからは、マックスで80km/hで走っていたのだが、心配なので60km/h以下で走行することにする。

オムスクから170km地点で、国道沿いの林でキャンプ
54IMGP4513.jpg

8月19日

麦の刈り取り風景。ずーっと景色が普通すぎて、このぐらいしか撮るものがない。
55IMGP4514.jpg

カザフスタン回避のため迂回し、ようやく国道M51と再会、しかし迂回ルートだけでも700km以上走ったことになる、流石大陸はダイナミックだ。

チェリャビンスク手前150kmぐらいの白樺の林でキャンプ、快適なロケーションだ。
56IMGP4516.jpg

8月20日
チェリャビンスク市街を迷いながらなんとか通過、ウファからM7にルートを変更してモスクワに向かう予定であったがそのままM5の方が分りやすそうだったんで、そちらを選択。

モスクワまで1000kmを切った。
57IMGP4520.jpg

サマーラを通過してしばらく走ったところで脇道に入り、キャンプ。
写真中央のへこみにテントを張ったのだ。
58IMGP4521.jpg

8月21日
朝、起きると雨何降っていてなかなか止まない。
久しぶりにゆっくりルートを考える。
昨日サマーラから60km程行ったトリヤッチの街に入った際、炎天下の中ジェベルが目に見えてパワーダウンしていく。
どうも熱いのが影響しているようだ。
まめにエンジンオイルは交換しているのだが、オイルの汚れ具合等は問題なし。

これはバイクの寿命が近いのかも知れない、だとしたら出来るだけ無駄な走りは省こう。

結果、このままM5を進むよりも、モスクワに行かずにウクライナへの最短ルートを行くことに予定変更。

結局午後2時過ぎに出発。

ルート変更したため、キャンプ地からサマーラに少し戻り、P228をサラトフに向け南下する。 

‥‥‥えらくデカイ川に沿ってずっと走っているんで、取り合えず撮影。後で調べたらあのボルガの舟歌で有名なボルガ川だった。最後はカスピ海に注ぐのだ。
59IMGP4527.jpg

サラトフでボルガ川と別れ、ヴォロネジに向かう。

途中夕立前線を何度か通過しながら走る。

ジェベルのエンジン音がだいぶ大きくなって来ているのが心配だ。
取り合えず防風林の裏にキャンプ。
60IMGP4529.jpg

8月22日
早朝出発するが、かなりエンジンの異音が大きい、その上調子もイマイチだ。

このままでは、何時止まってもおかしくない状況だ。

ヴォロネジまではおよそ400km、サラトフに戻るとすれば100km。
そのまま進んで途中で止まったら最悪だし、戻ってもサラトフで修理するところがなければドツボだ。

うーん、悩んだあげくサラトフまで戻ることを決断。

2時間かけてもどり、サラトフ市内に入った途端、右から出てきた家族づれの車にドンと当てられ、転倒。

幸か不幸かたいしたことはなく、車のパパさんがいろいろ話しかけてくるが全然わからない。

どうやら、怪我はないか?とかバイクは壊れなかったか?とか言っているようなんだが、言葉に迫力があるので、どちらが被害者かわからない(笑)
金を出そうかと言われたが、特に怪我も無いので大丈夫と言って別れる。

街中をウロウロしながら修理できるところを聞きまわるが結局この町には無いらしい。

 ――――― こうなったら、そのままヴォロネジに向かうしかねぇ。

うーん、なんと言ふ判断ミス

引き返したところまで戻るだけで200km余計に走ることになる。
それも何時止まるか分からないマシンでだ。
朝、もしそのままヴォロネジに向かっていれば、あと300kmで到着で事故もなし(多分)。

でもこうなったら、選択は一つしかない、ヴォロネジ目指しこれから500km走るのだ頑張れジェベル。


仕切りなおして出発した途端、雨と強い向かい風だ。

キャンプしたところを横目で通過、天候は全然好転しないが、雨が降るとエンジンが落ち着くようだ。

ヴォロネジの手前200kmの町ボリソブレグスクまで来た時、なんとバイク屋を発見!

早速、エンジンの事を話したところ、治せないと言われ終了。

覚悟を決めて先へ進むが、町外れに宿を見つけ、今日はそこで一泊。

濡れた服を着替え、久しぶりのシャワーで一息。
しかし、シャワー水の味が濃い、大丈夫なんだろうか(^^ゞ

一泊500ルーブル、約1500円ぐらい。
61IMGP4533.jpg

8月23日
昨日だいぶロスしたので、今日は暗いうちに宿を出発。

昨日と打って変わって空が青い。


道端で果物を売っているのだが、見た目たいしたことがないんで買わなかった。
しかし、あとで食べる機会あり、その美味さにショック!買ってれば良かったと深く反省。
62IMGP4536.jpg

ヴォロネジは思ったよりかなり大きい町で、日本車のデイラーが目に付く。
スズキの店があれば最高なのだが、探すのは難しいのでそのまま通過し、200km先の町クルスクに向かう。

30度を越す気温の中、ジェベルを気遣いながら走る。

なんとかクルスクに到着するが、街の出口が分らない。
混雑する街中をウロウロしているとどんどんジェベルの調子が悪化していく。

町を出る時にはかなり煩くなり、休み休み走る。

なんとかウクライナ国境まであと100kmの所で白樺の林でキャンプ。

テントの中でこれからどうするか考える。

バイクがこの調子では、これから何千キロも走るのはとても無理だろう。

ウクライナの首都キエフまで行けばバイクの修理が出来るかもしれない。

しかし、キエフまであと400kmぐらい。
途中で止まったら言葉も分らず手の打ちようがない。

ここは、無理をせず旅を中止し、帰国しよう。

そう判断し、夜が明けたら引き返し、近くの町オリョールから飛行機に乗ることに決める。


63IMGP4537.jpg

8月24日
朝、予定通り来た道を暗い気持ちで引き返す。

‥‥‥‥‥‥‥‥おゃ?

なんかジェベルの調子が良い。

音も静かである程度力もある。

これなら行けるのでは?
また迷う。

考えてみれば、昨日弱気になったお陰でやっちまった大失敗を、反省したばかりではないか。
そうだ、ここは強気で行かなくてはならん。

よしっ!ウクライナさ行くぞ!

バイクをUターンさせ、国境に進路を変更したのでありました。

この100km先にウクライナがあるのだ。               つづく
64IMGP4540.jpg
                                       

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

損師

Author:損師
今年(2011年) 58歳になる親父です。
ただ今、バイクによるユーラシア大陸横断を計画中。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。