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C2は砂川SA


岩見沢ICを目指し、夜のR234をひたすら走る。

幸い道路はまだ乾燥しているが、たまに濡れている個所はカンカンに凍っている。
どうにか無事インターに到着した。

流石に冷えるので、高速に入る前に防寒レベルをあげることにする。
最後まで取っておいた最強の上着、R&R冬ジャケットを追加する。
うーん、五枚も着ると流石に動きづらいが、全然寒くねぇ。
これならイケるぞ。

高速を90km/hで飛ばすが快適だ。
幸いジェベルもスパイクでふらつく意外は問題なし。
この機会に大幅に遅れた時間を少しでも取り返すのだ。

だが、当初チラついていた雪が本降りとなってきた。
トラックの後ろに張付いて、次のパーキングまで何とか堪え、カッパを装着する。
これで上半身はファイナル装備だ。
下半身はまだR&R最強のウインターパンツが残っているので、余裕である。

雪の中を気合で走り続ける。

ドンドン雪が濃くなり、前方が殆んど見えない。
必死に走るが、視界が悪いうえに滑り始める。
夜中にこの状態でで走り続けるのは、危険と判断。

次のサービスエリア、砂川SAに転がり込む。
「はぁ、今日はここまで」 流石に疲労も加わりモチベーションも下降気味。
今日はここで一泊することにする。

時計を見ると20時30分、自販機でコーラを飲んで気が付く。
今日は船の朝飯から何も喰ってねぇ。
と言って喰うものもないので諦める。

さて、それより、どこに寝ようか。

自販機の前は暖かく快適だが、明るく人が頻繁に入ってくるので、流石にここで寝るのは無理っぽい。

そこで、外に出てウロウロしてると、高速バスの停留所がある。
見ると最終バスが22時40分となっている。
と言ふ事はそれ以降は誰も来ないので、ここを借りることに決定。
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いよいよ冬季野宿初体験だ。

いままで、秋までのキャンプはそれなりにしてきたが、冬は初めて、それも北海道なのだ。

バスの最終を待ってコンクリートの床にマットを敷き、モンベル#0のシュラフに入り込む。

………寝てしばらくすると、ピタン、ポタンと雨漏れ音がし始める。
屋根の鉄骨が汗をかいてその水が落ちるようだ。
シュラフが濡れてきたので、微妙に場所を移動して滴をかわす。

気温は外と殆んどかわりなし、ただ風が入らないのが有り難い。

シュラフはかなりの保温力があるのだが寒い、多分昼夜全くカロリーをとってないので身体から熱が出ないからだろう。
しかし、明方に気づいたのだがこのシュラフは二段機密になっていたのだ、一段しか閉めてなかったので、二段締めたらかなり暖かくなった。ナルホドそういうものか。

二月七日

7時30分起床、ぐっすり寝たわけではないが、体力はかなり復活した。
今日は何処まで行けるか分からないが、トコトン走りまくってやるぞ。


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英会話上等!

待望のチューブが手に入り、タイヤ復旧作業をするが、低温過ぎてタイヤが硬くなり、なかなか上手くいかない。

悪戦苦闘していると、「ドウシマシタカ?」っと尋ねられた
見ると、外人親子が心配そうに此方を覗き込んでいる。

わっ生外人!

外人コンプレックスのオレは、半分腰をぬかしそうになった。
しかし、見知らぬ外人と話すチャンス、これは願ってもない実習だ。
抜けかかった腰がもとに戻った。

早速、「パンクしました」「テツダイマスカ?」「せんきゅー」
てな感じになり、日本語でチョット話してみたが、まだあまり日本語が話せないようだ。

まさに最高のシチュェーションである。
そこで予てから考えていたことを実践してみる。
それは、適当に話すと言うことだ。

とかく英語は間違って話したら恥ずかしいとか考えるから話せなくなるのだと思う。
だから、そんなことは気にせず、割り切って”意思の伝達する”と言ふ、本来の目的に徹するのだ。

どの国か来たのか where~ などとは言わない。
頭に浮かんだまま話す、ドゥ ユー カム ジャパン フロム カントリーってな感じだ。

そしたら、「私はオーストラリアから来ました」、「馬の蹄鉄師です」っときた。
通じる上にそれ以上の情報が返ってきた。

しかし、自分が言ったのを良く考えると、「あなたは国から日本に来たか?」ではないのか。
それでもこんだけ通じるんだから楽勝だ。

ようは、相手の意味不明な言葉の中からヒントを探し、伝えたいことをに理解する。
これがコミュニケーションの基本だ、言葉なんか間違ってて当たり前なのだ。
この精神で突き進む覚悟ができた。

2011_0206(011)_convert_20110227112038.jpg

そして、このオーストラリア人はパンク修理作業を見事にアシストしてくれる。
実に手際がいい、次に欲しい工具をすかさず手渡す、まるで白い巨塔の財前教授のオペ気分だ。

そのうえ家が近くなので、必要なものは持ってくると言ってくれたが、なんとか間に合った。
おかげ様で、無事に作業完了。

そこでメールアドレス教えてくれと言ったら、住所を教えてくれた。
えっ、これでなくて、パソコンのとか言ったら、それはEメールアドレスだと言われた。

ナルホドそう言ふ事か。

センキュー、シーユーアゲン!と言い残し、5時過ぎに出発。

だいぶ遅れてしまったので、もう暗いが出来るだけ距離を稼ぐつもりだ。
10分程度走って、タイヤがふらつくのでまさかと思い、止って確認。

幸い、パンクは無くホッとするが、またもや空気の注入口が傾いてきている。
空気圧が少ないからだ。
このままでは二の舞いになる。

そこで、一度空気を抜き、少し走ってブレーキをかけて元に戻そうとしたが無理。
携帯空気入れだと、空気を入れるのが大変な上、タイヤゲージが無いので、タイヤにある程度空気を入れたところで、徐行しながら次のGS まで走り、しっかり空気を入れる。

チューブの位置は戻らないが、これ以上悪化しなければ大丈夫だろう。

さぁ仕切りなおしだ。 これから、どこまでいけるだろう。

どっぷり日が暮れた国道を北に向け出発した。


捨てる神&拾う神

うーん、一見八方塞の様な状況、しかしこんなことは過去にいくらでも経験している。

その度に何とかクリアしてきたことが自分を支えてくれる。

落ち着いて考えれば、やることはたいして難しい事ではない。

まず、サイズ4.60ー18のチューブを手に入れることだ。

但し、近くに町は無いうえ、今日は2月6日、日曜日なので普通バイク屋も休日。

頼みの綱はベースキャンプにいる倅である。
そこでベースキャンプに電話してみたところ酒を飲んでるとのこと。

しかたがないのでまずはネットでショップを検索してもらった。

その結果、ベースキャンプの近くに店を発見!
早速電話して見る。
営業しているか心配だったが、幸い継がった。

早速、チューブ在庫があるか聞いて見る。

しばらく調べていたが、一つだけ有るとのこと。
おぉ!光がさし始めたぞ。

しかし、幸いこのすぐ近くに駅があるので、それで取りにいくしかないと考え、訳を話し、その旨を伝えたところ、

「実は今日店は休みで、これからそっちの方に行く用事があるので、少し待ってくれたら持って行くよ」。
「えー!そうですかぁ そうして頂けると物凄く助かります。どうかよろしくお願いします」。

うわー助かったぁ! 実は、電車は一日に数本しかないとの事で、下手すれば此処で野営も考えていただけに、嬉しさでいっぱいになる。

よし、いいぞ!追い風が吹きはじめた。

4時前にチューブ到着。

2011_0206(009)_convert_20110224004415.jpg

お金を崩す為に、遠くに見えたローソンに送ってもらう。

ワンカップを買って崩したお金で、代金を支払う。

丁重にお礼を言って別れる。
そして、別れてから気がついた、なんでワンカップなんか買ったのだろう(好きだから)。

わざわざ届けて頂いたのに、せめて缶コーヒーとか飲んでもらうのが常識と言ふものであろう。
やはり、まだ心に余裕がないということか、反省。

お店は沼ノ端のツーアンドフォーと言ふオフロードバイクを中心としたショップです。
本当に助かりました。この場を借りてm(__)m
本番の時に寄って見ようと思っています。

しかし、”捨てる神あれば拾う神あり”とはよく言ったものだ。
おっと時間も押してきた。
早速作業開始。


ここで、またまた意外な ”ゴッド”出現 トラブルも楽しみに変わっていくのだ。

                         つづく 

その参 悪夢が正夢に!

しばらくして、どうも単車がふらつく気がする。

スパイクタイヤなので、ノーマルタイヤに比べて、かなりふらつく。

もうちょっと具体的に言ふと、走ってるイメージとしては、まったくゴムの部分が接地していず、スパイクだけで走っているのではないかと思うほど、地面から浮いているような乗り心地で、アスファルトの轍にナーバスに反応する。
だから、ふらつくのは当たり前なのだ。

しかし、嫌な予感がして、恐るおそるリヤタイヤを覗いてみると………がーん パ、パンクしてる!

降りて確認するとしっかりパンクだ。

うーむ、落着け、テンパるな、これこそが修行だ。
と自分に言い聞かせる。

まず、時間はまだ1時30分だ、日が暮れるまではまだ時間がある。

最初に近くにパンク修理屋の有無を確認。
第一村人に確認したが7キロ先に自転車屋があるとのこと。
とてもこのまま走ってはいけない。

そこで、タイヤに空気を入れて見る。
抜けるのが遅ければ空気を足しながらそこまでたどり着く作戦だ。

だが、残念ながらアッと言ふ間にタイヤから空気は抜ける。

こうなったら覚悟を決め、自分でタイヤを修理する事に決定。
幸いパンク修理道具はあるし、道路は雪が無い。

しかし、此処で問題 オフ車なのでサイドスタンドしかついていない。
なるほど、ここで、両スタンド必要なことを学ぶ。

幸か不幸か、すく近くに本日営業していないGSがあったのでそこに引いて行き、そこに有った物を拝借してスタンド代りに使わせてもらう。

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チューブを確認したところ、空気注入金具の根元の所がパックリ切れている。

これは、スパイクの効きを良くするため、タイヤの空気をかなり抜いていたため、走行中にリムとタイヤがズレて、チューブが切れてしまったのだ。
通常空気を抜いて走る場合はビードストッパーが必要になるのだが、そこまで用意していなかったのだ。

これは明らかに自分のミスから来たもので、自業自得である。
しかもこれは修復不可能な場所なのだ。

パンクチューブ
流石に予備のチューブまでは持っていない。

さあて、困った。

氷点下のなかで難問が次々と自分に向かって来る。

手に余るほどのトラブル実習、有り難すぎて溜息がでる。

さあて、どうする。

                           つづく

その弐 苫小牧ベースキャンプに到着したぞ

フェリーには温泉のような立派な風呂がある。
湯上りに一杯やりながら、最北の地へ思いを馳せる。

一番厳しいこの時期、何も無いはずはない、それは本能的に感じる。
だがいったい何があるのだろう。
これは行ってみないとわからない。

今回の目的はあくまでも稚内にあるサハリン航路用フェリーターミナルの下見である。

しかし、それよりも30km北東にある日本最北の地、宗谷岬アタックとした方が、なんかカッコいいので、取あえずそう言ふことにしてある。

で、これからやることを簡単に整理しておこう。
「厳寒期にバイクで宗谷アタックを実施する」
これだけである。
あとはこの条件内で如何に安全で楽に低予算で達成するかがライダーの仕事となる。


二月八日

目が覚めたらもう苫小牧港の近くまで来ていた。

早速身支度をはじめる。

どんだけ寒いか分からないので、フル装備で上6枚、下6枚用意してある。
取敢えず上下とも最強防寒着を除いて、上下各5枚着込む。
うー暑い!
やばい、汗が出てきた。

下船し、一息いれる。
2011_0206(001)_convert_20110217205706.jpg

港から10km程度行った所に倅のアパートがあるのでそこに向かう。

気温はー4℃程だが上着のチャックを全開にして走る。

涼しくて気持ちが良い。

ようやく寒くなりかけたところでアパートに到着。
ここが宗谷アタックのベースキャンプになる。

お茶を一杯飲んで、いよいよアタック開始。
不安と期待を胸に相棒ジェベルとともに北に向け発進した。

まずはR234を岩見沢に向かう。
廻りは雪景色だが、幸い道路は乾燥している。

走り始めたばかりだが、最高に気分爽快だ「冬の北海道ツーリングって思ったよりゴージャスかも」。
などと悦に入り走っていた。

この先起こる悪夢も知らずに。
                         つづく






その壱 出港当日からこれだ!

二月五日

いよいよ出発当日。

相馬からバイクをハイエースに載せ、仙台港フェリーターミナルに向かう。

作戦としては、仙台港にある南海部品でヘルメットを購入(家にヘルを忘れた)し、ターミナルでバイクを下ろし、相馬に引き返し、友人に送ってもらう手筈になっている。

しかし、早速トラブル発生!

途中ハイエースがオイル漏れを起こし動かなくなる。
ここは国道から離れた裏道で民家少しあるだけでスタンドも何もない。

緊急時の対応実習も今回の大事な目的。
しかし、まさかここからとは。

とにかく実習開始。
まずやることは、オイルの確保、その後修理屋に行き、点検する。
その先はその結果で考える。

2011_0205(001)_convert_20110217192222.jpg
で、まずはオイル確保。
どうするか、ヒッチハイクでオイルのある所まで乗っけてもらおうか?
‥‥! バイクを下ろそう。

ヘルメットがないので、徐行しながら、足を出して地面を蹴る動作をする。

見つかっても、訳を話せば、これならなんとか、許してもらえるのではと思ったからだ。

数キロ行った所に修理工場があった。

そこでオイルを4L分けてもらい、引き返し、給油し修理工場に戻り、見てもらう。
2011_0205(002)_convert_20110217192936.jpg

その間エンジンからオイルが流れるようにこぼれてくる。
もし、ガスケットだったら終了。
ここで、ハイエースを切り離し、バイクに点火、フェリー軌道へ、っとなるだろう。

しかし、幸いにもオイルストレーナが緩んだだけであった。
3年近く触っていないところだった。
いずれ自分の整備不良である、ハイエース君が怒ってもしかたなし。

修理工場のおやっさんに
「これから何処いぐの」

「北海道まで」

「エーなんでまた、この寒どぎにいがねばねぇの」
と呆れられる。

多分、これからこのパターンは果てしなくつづくだろう。

速い出発のおかげで、時間にはまだ余裕がある。

南海部品で、ヘルメットを購入する。
せっかくなので今回、ジェットヘルのシールド&バイザー付にする。
フルフェイスだと曇りやすいし、バイザーで多少雪避けになると考えたからだ。

フェリーターミナルに到着。

早速、バイクを下ろし、装備装着開始。

装着完了し、他の車の邪魔にならないところまでバイクを押して移動開始。
その時突然、バイクが ”ガッ”っと何かに引っ掛って止まった。

見ると、ヘルメットホルダーに掛けてあった新品のヘルメットにスパイクががっつり喰い込んでいる
まだ一度も被っていないのにもう悲惨な状況(TT)

幸い、シールドは無傷なので良しとする。
いやはや、前途多難である。元は全部自分の省なのだが。


気合と不安を抱えつつ、フェリーは出港した

北海道上等

今夜は節分だがパラまく豆がない。

代りに宗谷アタックグッズが部屋いっぱいにまかれている。

明日仙台からフェリーに乗込むはずだったが、フェリーが休み。
しかたなく明後日に予約。

準備は少し余裕が出来たが、向うでの日程が圧縮されるのが辛い。

ブログなんか書く余裕は無いのだが、取敢えずタイヤ交換のくだりだけでも残しておこう。
ビフォー
これが我が相棒スズキジェベル250XC。
これからタイヤをスパイクに履きかえる

2011_0123(009).jpg
ハイ、履き替え完了(ヤフオクで落とした中古タイヤなのだ)
うーむ、なかなか、よさそうな感じだ

2011_0123(010).jpg
早速試乗。車庫を抜けると、そこは雪国なのだ。(何と恵まれた?環境だろう)


試乗の結果だが、スパイクはしっかり効く。

しかし、スパイクの責任範囲外のサクサク雪はスキーの様に滑る。
町内一周で2度コケそうになる(^^ゞ

滑るのと、シートが高いので足つき性が悪く、つま先しかつかない、かなりハードだ。
宗谷アタックのハードルが棒高跳びクラスに跳ね上がる。

北海道上等! 相手にとって不足はねぇ(汗)
プロフィール

損師

Author:損師
今年(2011年) 58歳になる親父です。
ただ今、バイクによるユーラシア大陸横断を計画中。

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